瞑想絵日記 20/12/5

朝の瞑想25分。スッキリ!

歌舞伎座で猿之助さん、勘九郎さんの吃又を観賞。猿之助さんと勘九郎さんがすばらしいのは想定内だったけど、團子くんがまたすばらしかった。あの声、手足の長さ、迫力のある動き。歌舞伎が好きなのだろうなぁ、と感じた。大きな役者さんになってほしい。

お芝居が始まって割とすぐ、私の後ろの人がグズグズ鼻水をずーっとすすっていて、そんなに泣くとこじゃないだろ、って所でもずっと泣いていた。「とりあえず鼻をかんでくれ」と念じたものの、全くかんでくれず、エンドレスグズグズだった。正直、運が悪いなぁと思いかけたけど、ふと、今日は勘三郎さんの命日だった、と思い出した。

後ろの人はもしかしたら、勘三郎さんに命を救われたような人かもしれない。そんな人が三階席で見るか?とも思ったけど、見るだろう。三階席が思い出の場所で、敢えて選んでいるのかもしれない。

勘三郎さんではなくて、吃又を勘九郎さんに教えた三津五郎さんのファンの人かもしれない。今は亡き(って言っても、ファンにとっては贔屓の役者さんとの思い出は生き続けるけど)、大切な役者さんのお芝居を、勘九郎さんに感じていたかもしれない。

実は勘三郎さんの命日は全く関係ないかもしれない。本当のところはわからないけど、そっかぁ、涙が止まらないんだねー、と思って流した。

さて、ここからは独り言。私は物着の合方が大好きなのだけど、今日のはなんか、モニョモニョしてつまらない演奏に感じた(演奏者が退屈に感じながら弾いているような気がした)。又平、おとくの喜びを表す、跳び跳ねるような気持ちを感じたかった。自分で好きなように弾いてよう。出番は永遠に来ないけど練習。

あと、手水鉢の絵があんまり上手くなかったのが悲しかった。いま京都の顔見世でやってる、がんじろはんの手水鉢の絵は、ちゃんとがんじろはんそっくりだったけども、今日のは勘九郎さんには見えなかった。絵で出世するのだから、ここはもっと力を入れてほしいなぁ、なんて思った。

それと、自分が書を再開したものだから、飾ってある書にも目がいった。もうちょっとバランス良く書いてほしーい。美術さん、もっと書の研究頼む!たのむたのむ!!あー七段目も見たい。私的ベスト配役で見たい。

劇場内は暖かくて(一階は扉が開いていて寒いらしいけど)、終演後に冷たいものが飲みたくなって、みかんジュース。しかもミディアムサイズ。天国だった。満足した。